とにかく妄想したい人に100の質問
- 今から頭を妄想に切り替えてください。
- 今、どこかの森のなかにいます。
- すると向こうから一人の女性が走ってきました。
- 『この花を届けてもらえません…か…?』
- 『お願いします!』
- 『これを森の奥のキノコの長に…』
- 『そしたら貴方の願いを二つ叶えましょう』
- そのまま気づいたら女性は消えていました。
- 足元には地図が…
- そしてキノコの長の家に到着。
- 『え、何?』
- 『なんで?』
- 『だから?』
- 『ちなみに俺はキノコの長じゃない』
- 『その下部だ。』
- 『どうしてもキノコの長に会いたいか?』
- 『仕方ない。俺が案内する』
- 『その代わり、何かお礼をくれないか?』
- 『なんでもいい』
- 『じゃ、それで』
- 『よし、行こう!』
- しかし、何故か暗い森の奥へ進む下部
- 『俺が案内できるのはここまで』
- 『後はお前一人で行け』
- 『その花が枯れてしまったら…』
- 『何もかもがおしまいだ。』
- 『幸運を祈る』
- そして言われるがままに進むとそこには小さな狼達が泣いていた。
- 女『あれ貴方どうしてここに…グスッ』
- 男『そのためだけに?』
- 女『ここは危険だよ』
- 男『そうだよ』
- 女『あっ、そのお花』
- 男『あっ』
- 女『どうしてそれ持ってるの?』
- 男『そーだそーだ』
- 女『それは幻のお花』
- 男『それを僕にちょうだい?』
- 女『お願い』
- 男『なら仕方ないな』
- 女『うん、気を付けて』
- 気がかりな二匹を残したまま先へ進むことにした。
- ぶーん
- 『まじないわーぶーん』
- 『あら!』
- 『ここにお客なんて珍しいー』
- 声が近づいてきたのを見ると蜂が一匹。
- 『ここに何の用』
- 『ふーんキノコの長に…』
- 『確かにこの奥にいるけど』
- 『行かない方がいいんじゃない?』
- 『あっそれは』
- 『幻のお花じゃない』
- 『どうやって手にいれたの?』
- 『そう、それでわざわざここまで』
- 『そのお花はね…』
- 『実は、』
- 『大変!』
- 『そのお花枯れかかってる!』
- 『乱暴に扱うのは駄目』
- 『とにかく急ぎましょう』
- 『私が一緒に同行します』
- 『早くして、足手まといとデブは嫌いなの』
- さらに奥へ進むと小さな古家がありました
- 『ここよ。』
- 『さぁ、中へ』
- 『私はこれ以上はいけないわ』
- 『キノコの長は二人同時に会ってくれないの』
- 『人じゃないけどね…』
- 恐る恐るドアを開けた。
- 『いらっしゃいー』
- 『私に何のよう?』
- 『なるほど』
- 『で、私にどうして欲しい?』
- 『願い事があるのだろう?』
- 『二つ』
- 『私はすべてお見通し』
- 『しかし、』
- 『その花はもう枯れている』
- 『だから二つは無理』
- 『1つに絞りなさい』
- 『さぁ、決まったか?』
- 『ならその花を私に』
- 『さぁ、願い事を言いなさい』
- 『…』
- 『分かった』
- 『今、お前が言う前に私の頭に予言が走った』
- 『その予言を叶えることにする』
- 『よし、これで人間に戻れたろう』
- 『あの蜂も、狼達も、下部も』
- 『ありがとう』
- 『私もこれで人間だ。』
- 『貴方に頼んだのは間違いじゃなかった』
- 『貴方に花を渡したのは私が頼んだ使いだ』
- 『キノコのせいでここから出れなかった。』
- 『本当にありがとう』
- ?完?
- とにかく自分が妄想したいだけでした。(笑)
- 暇潰し程度に楽しめたらありがたいです。
- お疲れ様でした。
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